
代替療法というのは西洋医学以外の治療法のことです。
中国医学の四本柱である漢方薬も鍼灸も気功も食養はいうまでもなく、インドの医学であるアーユル・ヴェーダも、西洋に生まれて西洋医学ではないのに、欧米に広く、しかもしっとりと根付いているホメオパシーも、さらにはアロマテラピーとかサプリメントも皆、代替療法なのです。
得てして西洋医学に携わる人々は代替療法を科学的根拠が乏しいとして斥(しりぞ)けようとします。
しかし、代替療法は多かれ少なかれ身体だけでなく心とか生命(いのち)を対象とするものです。
心や生命(いのち)が、いまだ科学的に解明されていない現在、これらを対象とする代替療法に科学的根拠が乏しいのは仕方のないことなのです。
だいいち、私たちは科学的根拠の備わった世界だけを生きているのではありません。
時には予感とか直観をはたらかせ、生命(いのち)を躍動させながら生きているのです。
科学的根拠の乏しいところは、これを謙虚に受け止めて、その上で予感と直観を大いにはたらかせて、自分に適しい代替療法を選び取り、生命(いのち)を躍動させていこうではありませんか。

1936年埼玉県川越に生まれる。
東京大学医学部卒業、都立駒込病院外科医長などを経て川越市に気功や太極拳道場を併設した病院を開設。
西洋医学に中国医学や代替療法を取り入れ、からだとこころをまるごと診る統合医学、ホリスティック医学を目指してがん患者などの治療、講演会などに奔走している。
帯津三敬病院名誉院長、帯津三敬塾クリニック主宰。
日本ホリスティック医学協会会長。
日本ホメオパシー医学会理事長。
URL:http://www.obitsusankei.or.jp/



私たちは毎日の暮らしの中で、音もなく忍び寄る不安と二人三脚で人生を歩んでいます。高齢者の増加に反し、それを支える働き盛りの世代は生活習慣病患者が続出、更に、少子化が危惧される大切な子供たちは食事の欧米化や化学物質の氾濫で知力・体力・精神力・免疫力を低下させ、日本の末来に大きな影を落としています。
増大する医療費削減のため、「こんな妙案があったらいいな~!」と常々思います。他力によらず、自力で健康管理をし、大人も子供も健康保険のお世話にならない人から順に毎年「表彰状やご褒美」が頂ける!…ご褒美は、旅行券? お食事券? それともキャッシュバック? …なんてお洒落な保険制度があったら、みんなもっと真剣に健康づくりに精を出し、誇りをもって生活習慣の是正に励むかもしれません。家族、友人みんな仲良く健康談義なんて・・・!
社会のルールはなかなか変えられないけれど、自力の威力を無視して他力に甘んじているだけでは医療費はドンドン増大し、問題はまったく解決できません。次世代に負担を掛けない!明るい末来を目指したい!一人ひとりが「我が身の養生」を楽しんでいただけたら幸いです。